マチノコト

2015.9.9

岐阜・長良周辺の魅力を楽しみながら触れるきっかけに!9月20日開催「第2回岐阜わかもの会議」参加者募集中

岐阜わかもの会議6

先日、名古屋で行われた「第4回名古屋わかもの会議」の様子について、記事にさせていただきました。

名古屋だけでなく、東海圏でこういった学生による地域の魅力を再発見しようとする動きが生まれています。

その代表例が、岐阜県出身の「名古屋わかもの会議」参加者の動きから始まった「岐阜わかもの会議」です。

今年6月に第1回のキックオフが開催された「岐阜わかもの会議」は、3か月という短いスパンで、9月20日に「第2回岐阜わかもの会議」を開催するようです。

柳ケ瀬商店街をテーマに開催、第1回岐阜わかもの会議

岐阜わかもの会議3

6月に開催された「第1回岐阜わかもの会議」は、「柳ケ瀬商店街」をテーマに、高校生から30歳以下の社会人約70名が、柳ケ瀬商店街の活性化を分科会ごとに考え、政策提言を行いました。

記念すべき第1回を、「岐阜わかもの会議」の発起人であり、運営を行う学生団体「IFU」の代表、丸山純平さんは以下のように振り返ります。

丸山くん

―「第1回岐阜わかもの会議」を行う前と行った後に違いはありましたか?

丸山さん:「岐阜の中心地にあるとは言っても観光地ではない柳ケ瀬商店街に足を運ぶきっかけを生み出すことが出来ました。

商店街の活性化が全国各地で話し合われる議題になっているなかで、これまでに岐阜の関わりのなかった愛知や、大阪、京都、東京から訪れた若い世代と岐阜の学生、社会人が話し合う機会を提供できたことも大きかったですね。

同じ岐阜でも柳ケ瀬商店街にずっとボランティアで関わってきた人もいれば、初めて訪れた人もいて。関わり方も、興味も異なる人々が『岐阜』をテーマに価値観を共有する時間を取れたのは最大の収穫だと思います。」

―「第1回岐阜わかもの会議」の参加者が、実際に柳ケ瀬で生業を持つ人と商店街で交流する時間も取られたんですね。

丸山さん:「分科会にもよりますが、柳ケ瀬のスポットを巡るツアーや、商店街の人たちに話を聞いたり、地域住民に路上でアンケートを取ったりする分科会もありました。

参加者の声を聞くと、『商店街の人がこんなに優しいとは思っていなかった。』というものがあって、商店街の魅力である人との触れ合いを通して、新たな商店街に対するイメージを持つことが出来たのは意味があると思います。」

―若い世代以外からの注目も大きかったようですね。

丸山さん:「『30歳以上で参加出来ないけど、見学だけさせてください。』という当日の見学者がすごく多かったんですよ。市議会議員や商店街の理事長、町おこし団体の代表も来て下さって、色の濃い時間を作り上げることができました。

新聞にも掲載して頂き、それに対して地域の方々からも投書が寄せられるなど、岐阜の方々に加えて、行政や議会でも話題に上げて頂いており、今後の発展した継続の重要性を改めて感じています。」

「第2回岐阜わかもの会議」の舞台は、長良周辺

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第2回岐阜わかもの会議」は、長良川、岐阜城、金華山、長良川鵜飼、岐阜大仏、川原町など岐阜市の観光資源が多く残る「長良周辺」を舞台に行われます。

午前中のフィールドワークで各分科会ごとに、実際に長良周辺を回った後、午後からはグループワークで課題に沿ったマニフェストを制作し、最後のプレゼンタイムに審査員の前で政策提言を行うそうです。

丸山さん:「長良川周辺を盛り上げたいんです。岐阜市は、40万人が住む都市でありながら、金華山と長良川という都市部から車で15分ほどで行くことができる自然資源を持っていて、自然と都市のバランスが取れている。

もちろん、1日考えただけで、岐阜に大きな影響を与えることは出来ないかもしれませんが、岐阜を楽しむ1日を提供することは出来る。あくまできっかけ作りとして、長良周辺での充実したフィールドワークを通して、岐阜の魅力を発見し、発信していって欲しいと思います。」

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「岐阜」というテーマで集い、偶然集まったメンバーが分科会を共にし、それぞれが感じた長良周辺の魅力を重ね合わせ、生まれた化学反応を丁寧に言語化する1日が提供されるようです。

「第2回岐阜わかもの会議」参加者募集中

岐阜わかもの会議5

「第2回岐阜わかもの会議」は現在、Facebookページで参加者を募集中です。詳細はこちらからどうぞ。

岐阜へ足を運ぶきっかけはもちろん、東海圏でさまざまな活動を行う若者との出会いの場としても魅力を持った「第2回岐阜わかもの会議」。他県出身の方も参加してみることで、自分の地域に応用可能な材料を手に入れることが出来るかもしれません。

9月のシルバーウィークの1日、岐阜の長良周辺の可能性に思いを馳せてみるのはいかがでしょうか。

第2回岐阜わかもの会議

日程:
9月20日(日) 10時~18時(受付9時30分~)
会場:
長良川うかいミュージアム 四阿
岐阜県岐阜市長良51−2(バス停「鵜飼屋」から徒歩約5分)

参加費:
中学生・高校生 無料
大学生・大学院生・社会人 1000円 (食事・資料代として。)

対象:
中学生・高校生・大学生・大学院生
また30歳以下の社会人の方:80人

プログラム:
09:30~10:00 受付
10:00~10:45開会式
10:45~13:30 フィールドワーク(昼食込み)
13:30~14:30 分科会討論第1部
14:30~14:45 休憩
14:45~15:45 分科会討論第2部
15:45~16:00 プレゼン準備
16:00~17:30 各分科会マニフェスト発表
17:30~18:00 閉会式・記念写真撮影
19:00~21:00 懇親会(鵜飼観覧)

テーマ:
「これからの長良を楽しみながら考えよう!」

分科会:
①防災:「水に負けない長良にするには?」
②観光:「観光地としての長良をデザインしよう」
③国際:「長良に外国人を呼ぶには?」
④お土産:「長良の新しいお土産を考えよう」
⑤自然:「金華山や長良川の自然を守るには?」
⑥景観:「長良の景観をよりよくするには?」
⑦歴史:「歴史ある長良をどう残していくか?」

えぐちはると

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