マチノコト

ソーシャルメディアマーケティング事業を手がけるアライドアーキテクツ株式会社が9月13日から、地方自治体・観光協会向けに、ソーシャルメディア上のクチコミ情報を抽出してWebサイトに表示する観光クチコミ表示サービス」の提供を開始しました。

このサービスの第一弾として、公益社団法人岡山観光連盟が運営する観光総合サイト「おかやま旅ネット」において、「瀬戸内国際芸術祭2013」に関するツイートを抽出し表示する「瀬戸内国際芸術祭の『なう』集めました」がすでに開始されています。

このサービスは、アライドアーキテクツが提供しているソーシャル情報収集エンジン「Social-IN」において、特定のキーワードをもとにソーシャルメディア上のクチコミ情報を抽出して管理・表示できる機能をASP（インターネットを通じてビジネス用アプリケーションをレンタルするサービス）で、地方自治体・観光協会に提供しています。

サイト上には以下のように、関連するワードを含めたツイートが表示されるようになっています。

「観光クチコミ表示サービス」では、抽出するキーワードの登録や表示・非表示などの操作を管理画面上で一括して行うことができるようにもなっており、誰でも安価・手軽にクチコミ情報を活用することができるんだとか。

サイト上に表示できる投稿は、Twitter、Facebook、ブログに投稿されるコンテンツの3種類から選択可能。Twitterではハッシュタグやキーワード、FacebookではユーザーからのFacebookページへの投稿など、ソーシャルメディアごとに抽出条件を設定することができるようになっているそうです。　
　　　　
キーワードを「イベントの名称」＋「地名」＋「楽しい」というように複数登録することで抽出条件を絞ったり、NGワードを設定することで抽出候補から省いたりと、サイトの目的や方針に合わせて自由に表示内容の設定をすることも可能に。

ソーシャルメディアをうまく活用することは観光地や地方などでも求められていることかとは思います。こうしたツールの登場によって、導入が楽になれば、多くの地方自治体、観光地がSNSに対応することができるようになるかもしれませんね。